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絢香の棒の方がガーディアンの爪より遥かにリーチが長い為、襲い掛かって来たガーディアンの攻撃が届く前にガーディアンを棒で薙ぎ払った。
そのガーディアン黒い塵となるように消滅していった。
すると残った二体のガーディアンも左右から襲いかかる。
だが絢香は後ろに跳びなんなくかわし、攻撃を外して立ち尽くすガーディアン一体に間合いを詰めて、棒を振り下ろし、ガーディアンに直撃して消滅した。
直ぐ様残りの一体が襲い掛かって来る爪を棒で受け止める。
だがしかし、ガーディアンの尻尾が伸びて、まるで刃のような尻尾が絢香の眼前に迫る。
絢香「なっ!?」
絢香にも予想外な攻撃だった為、完全には避けられず、尻尾の刃が頬を掠める。
だが絢香もそれで怯むことはなく、ガーディアンは尻尾の刃での攻撃で前足に入れていた力が緩んでいた。
その瞬間を見逃さず、力を入れてガーディアンの爪を弾いて下から上にガーディアンを突き、最後のガーディアンも消滅した。
絢香「これでおしまいと」
持っていた棒が腕輪に戻り、その腕輪が自動的に絢香の右腕に装着される。
絢香「さてと、続き始めないとね」
絢香は調べる続きを始めた。
絢香は気付いていなかった。
ガーディアンが現れた時から天井が光り始めていたことを……
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