1049人が本棚に入れています
本棚に追加
部屋の掃除も終わったところで窓の外を見ると大きな夕陽が煌めきながら地平線へと吸い込まれていた。
「ふー‥流石は屋敷で一番眺めがいい部屋だけあるね」
この夕陽をレイと一緒に見られたら‥
‥多分私はレイを押し倒していただろう‥。
「ちっ‥惜しい!」
「アリス‥今すぐその妄想を止めなさい」
「ラッ‥ラグアさん!」
「君も治らないねその考え方‥」
「甘いですね。私の思考回路は基本、まずそっちに直結します!」
ラグアさんはため息を一つ吐いて「夕食の時間だから降りてきなさい」と、言って部屋から出ていた。
最初のコメントを投稿しよう!