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翌朝アリスは私の部屋になかなか来ないから迎えに行こうとドアを開けると壁になんかかって座っていた。
「流石アリスちゃんだね、いつから待っていたの?」
特訓場所として確保しているレイの別荘まで行く間そんなことを聞いてみた。
「朝は‥四時くらいですかね?」
いや疑問形で答えられても‥。
「は‥早すぎない?」
「いえ、それが朝に喉が渇いてお水を飲もうとしたら部屋の違和感に気づいたんです!」
「ん?‥どんな?」
たしか、私が行った時はなんとも無かったけど‥。
「なんと‥‥ドアが全部壊されていたんですよ!」
はい、すみません私が犯人です。
「で、怖くなってバタバタ荷物を持って待ち合わせて場所に行ったんです!」
ホントすみません、直すの忘れていました。
「あ、そう言えばアリスちゃん」
別荘への道、私はふと思った事を聞いてみた。
「何ですか?」
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