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AM7:00
ピッピッピッピピピ―――。
ねむーい、なんて思いながら支度を始めた
AM8:00
ピンコーンッ
珍しく朝から家のインターホンが鳴った
お母さんが玄関に行きドアを開けた
ガチャッ
ママ「あらー、あゆちゃん久しぶりだね」
会話が超聞こえる
あゆが来たんだ
じゃあ、行かないと!なんて思いながら最後に鏡チェックをした
あゆ「お久しぶりです。あの結香はもう先に行っちゃいましたか?」
ママ「まだいるわよー。あの子ほんとにルーズだからまだゴロゴロしてテレビ見てるのよ!結香ー!?あゆちゃんが迎えに来たわよー!」
結香「今行くー!」
つか、会話丸聞こえだし一言余計だよ!なんて思いながら玄関へ向かった
結香「あゆー!おはよっ」
あゆ「おはよう!結香はどうせ遅刻する気だと思ったから迎えに来ちゃった」
結香「バレたー!?エヘヘッありがと」
あゆ「やっぱりね!じゃあ行こーう!結香ママ、行ってきます」
結香「行ってきます。」
ママ「行ってらっしゃい」
私たちは学校に向かって歩き始めた
あゆ「夜、悠希くんにメールしてあげたわけ?」
ニヤニヤしながらあゆが聞いてきた
結香「したけど送信エラー。意味わからん。メールしろって言ってきたのは向こうのくせに何回やっても無理。ありえん。」
送信エラーになったことにムカついて少し怒ったような口調で話した
あゆ「そうなの!?ってかそんなに怒んないの!怒るといいことないよー」
結香「だってせっかく送ったのにエラーとかないっしょ」
あゆ「まあ、そうだけどね」
結香「亮太に電話して聞いてみたらあした聞いとくって言われたさ」
あゆ「じゃあ、あとで赤外線で教えてもらえば?」
結香「そうするよ」
こんなことを話していたらもう学校に着いた
「結香、あゆおはよー!」
後ろから声かけられた
後ろをみたら亮太と例の悠希がいた
あゆ「おはよー、あっ悠希くんだよね!?あたしあゆだよ!よろしくね」
あゆは嬉しそうにはしゃいでいた
悠希「よろしくねあゆちゃん。」
初めて悠希の声を聞いた
めっちゃ良い声でかっこいいとかヤバいと思いながらドキドキした
すると悠希は私の前に立ち、手紙を渡してきた
悠希「これ、後で読んで」
と言って亮太と歩いて行った
あゆ「結香はいいなー。なんかかっこいい人から手紙貰って!」
ニヤニヤしながら私に言ってきた
でも、手紙もらえて嬉しかった
後で読もう
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