消えない記憶

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AM8:00 ピッピッピッピピピ―――。 ガチャッ 「もううっさいな。この目覚ましうるさすぎ!…ってもうこんな時間じゃん!昨日7時にセットしといたのにー!てかそんなこと言ってる場合じゃない!」 私、古屋結香。 今日から中学1年生。 そして今日は待ちに待った入学式 8時半には集合なのに初っぱなから遅刻だね(笑) 最悪だ バタバタバタ―――ガチャ ママ「あら、おはよう。遅いわね。」 結香「お母さん!なんで起こしてくれなかったの!?」 ママ「昨日結香が明日から自分で起きるって言ってたから起こさなかったわよ。」 結香「起こしてよー!ってか、こんな暇してる場合じゃない!ご飯いらない。じゃあ、行ってきまーす!」 ママ「いいの?まあ、気を付けてね。行ってらっしゃい」 急がなきゃ。 つか、もう8時26分。 もう遅刻や。チャリで頑張ろ。 結香「ようやく着いたー!はぁ、疲れた。ってもうみんなグランドに並んで待ってるし;;」 グランド行こうっと まずうちはどこのクラスだ? …わからない。先生に聞くしかない! 結香「あのすみませーん、古屋結香です。どこのクラスかわからないのですが;」 先生「古屋結香さんね。古屋さんは1組の9番です。出席番号順に並んでるから1組の所に出席番号で並んでね」 結香「わかりました!ありがとうございます。」 1組か。まあ、急いで並ぼー 担任「1組はこれでみんな揃ったな。今から体育館で入学式だ。ちゃんとした態度で望むように。」 あれが担任かー。以外とイケメン(笑) 「あ、結香ー!おはよう。クラス一緒だよー。」 今、話しかけてきたのは七瀬あゆ。 あゆは小学校が一緒で仲良しだった とても明るくて美人さん 結香「そうなのー?よかった!あゆ、またよろしくね。」 あゆ「うん!もう時間だから体育館行こう」 結香「そうだね。行こう!」 _
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