消えない記憶

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保育園に通っていたときから私は金髪だった 親が染めていたので自分も染めたくて親に染めてもらった 小学校に入り、ひとつ上にお兄ちゃんがいたのでひとつ上の先輩たちにはかわいくしてもらっていた 小学4年になった頃。 ある出来事が起きた それから私は純粋だった頃の自分に比べてだんだん変わっていった 結香「せんせーい、結香の体育着がなーい。」 担任「あー。あれなら捨てちゃったよ(笑)ほしいならごみ箱から拾ってきな」 担任の先生から私に向けてのいじめ―――。 それから来る日も来る日も私だけに向けての担任からのいじめは続いた なにか生徒同士の喧嘩があると私のせいにし私が怒られたり、ひとりで放課後も掃除させられたり―――…‥。 あるときは調理自習でカレーを作るために各自で皿を持参したとき私だけ担任から好意に皿を割られた… どんどん私に対してのいじめはひどくなり、あるとき担任の一言でクラスのみんなが変わった 担任「みんなー!そこの髪の長い金髪女を無視していいよー!」 と、そんなことをクラスのみんなに言い出した そして、まだ幼くて先生のことをなんでも言うことを聞いていたみんなは言われたまま無視をするようになった でも、ひとりだけ私と話してくれていたのがあゆだった 本当に嬉しかった。 けど、私は心に傷を負ってしまい、あゆ以外はだれひとりと信じられなくなり、不良の道に歩んでいった …汚れた道へと _
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