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教室に入ろうとした結香とあゆ
その時、後ろから声がした
「結香ー!」
それは小学校から一緒だった亮太だった。
結香「どうしたん?」
亮太「はい、これ!」
亮太から渡されたのは手書きで書かれた知らない人の名刺だった
結香「なにこれ?」
亮太「見ての通り、名刺!」
結香「じゃなくて、なんで名刺うちに渡してきたの?」
亮太「悠希が渡してほしいって言われたから」
そう、そこには守屋悠希と書かれていた
これが悠希と出逢ったきっかけ
結香「悠希ってだれ?しかもなんで携番とメアドが書かれてるの?」
亮太「悠希がメールしたいって!メールしてあげて」
結香「でも、悠希って奴知らないし。」
亮太「あそこにいるよ。」
亮太が廊下で男子と話している悠希に指差した
あゆ「ちょっとかっこいいじゃん!結香はいいなー。あんなイケメンとメールできて、しかも結香は可愛いからすぐ男寄ってくるし。」
あゆは男好きともあり、イケメンの悠希を見て目を輝かせていた
あなたも十分かわいいですよっ!
でもまあ、あゆが言ってることは正しい
私もかっこいいと思った
この時から私の恋が始まっていたんだ
まあ、今日の夜にもメールしてみるか
と、結香は小さくつぶやいた
結香「わかった。じゃあ、メールしてみるよ。亮太ありがと。じゃあね」
と言って結香とあゆは教室に入り、自分の席に座った
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