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~寮(?)前~
「ここがか?」
「地図はあってるんだけど…」
クレスたちは寮らしき建物の前に立っているのだが…
「ここどう考えてもホテルだぞ、それも超一流の」
そう50階はありそうなほどの高級ホテルの前に立っていた
「いくら俺でも入ったことないぞ」
「取り敢えず入ろうよ」
「ああ」
「すみませーん、管理人さん居ますか?」
ルイが呼んでみるが反応がない
「おいルイ、ここになんか書いてあるぞ」
(御用がある方はこの紙に魔力を流してください)
クレスはその紙に魔力を流す
「はいはーい、何のようかな?」
女性の声がした
「うおっ、紙が喋った!」
「うるさい、これは遠距離会話の魔方陣だ」
「おっ、よくわかったね
クレス君とルイ君だね。ブラッドさんから聞いてるよ
これがカードキーで、あの魔方陣で行ってね」
カードが送られてきた
クレスが使った転移の応用である
「それが魔方陣の発動の鍵になってるから
無くしたり部屋に忘れたりしたときはまたこの紙に魔力を流してね」
「ああ、それでは失礼する」
「じゃあね」
二人は別れを告げ魔法陣に向かった
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