始まった学園生活

2/3
前へ
/30ページ
次へ
~翌朝~ 「ん、六時半か」 リビングに春の日差しが差し込んできた頃、ふとそんな声が聞こえた 「学園長室に確か七時からだったな いつも通り特訓するか 」 クレスはそういって昨日の黒い空間を出し入っていった 「まずは 土の精霊ノームよ、我に大地を制する力を貸し給え 【アースグラビティ】」 クレスは魔法で空間の重力を操作する 「ざっと十倍くらいか」 クレスは重力を十倍くらいまで強めたらしい よってクレスは自分の体重の十倍の重力を感じている 「まずは 光の精霊ウィプスよ、あなたに仕える龍を我に 【ホーリードラグーン】」 すると白い龍がクレスの上に現れる 「次は 土の精霊ノームよ、あなたに仕える龍を我に 【グランドドラグーン】」 今度は茶色の龍が白い龍に重なるように現れる 「水の精霊ウンディーネよ、あなたに仕える龍を我に 【アクエリアスドラグーン】」 青い龍も先ほど同様に現れる 「闇の精霊シャドウよ、あなたに仕える龍を我に 【ダークドラグーン】 炎の精霊イフリートよ、あなたに仕える龍を我に 【フレアドラグーン】 風の精霊シルフよ、あなたに仕える龍を我に 【ブレイジングドラグーン】」
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加