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~翌朝~
「ん、六時半か」
リビングに春の日差しが差し込んできた頃、ふとそんな声が聞こえた
「学園長室に確か七時からだったな
いつも通り特訓するか
」
クレスはそういって昨日の黒い空間を出し入っていった
「まずは
土の精霊ノームよ、我に大地を制する力を貸し給え
【アースグラビティ】」
クレスは魔法で空間の重力を操作する
「ざっと十倍くらいか」
クレスは重力を十倍くらいまで強めたらしい
よってクレスは自分の体重の十倍の重力を感じている
「まずは
光の精霊ウィプスよ、あなたに仕える龍を我に
【ホーリードラグーン】」
すると白い龍がクレスの上に現れる
「次は
土の精霊ノームよ、あなたに仕える龍を我に
【グランドドラグーン】」
今度は茶色の龍が白い龍に重なるように現れる
「水の精霊ウンディーネよ、あなたに仕える龍を我に
【アクエリアスドラグーン】」
青い龍も先ほど同様に現れる
「闇の精霊シャドウよ、あなたに仕える龍を我に
【ダークドラグーン】
炎の精霊イフリートよ、あなたに仕える龍を我に
【フレアドラグーン】
風の精霊シルフよ、あなたに仕える龍を我に
【ブレイジングドラグーン】」
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