零章

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~30分後~ 「あ゛~ざぶい~」 「「うるさい、黙れ」」 「う゛~」 ルイは震えていた クレスのアブソリュート・ゼロが発動したあとルイの体は凍り付けになっていた。クレスによるとルイの周囲に厚さ50cmの氷を造り出したらしい。肌に直接はあまりにも可哀想だから肌と氷の間は1cmほど開けたらしいが、それでもあの中に1時間いれば死は絶対だったらしい 「母さん、すまない温めて」 「仕方ないわね。次からは加減しなさいよ」 「善処するよ」 「炎の魔神イフリートよ、そなたの力を我に貸し給え 【ヴォルカニック・ボム】」 すると今度はクレスのアブソリュート・ゼロとは対照的なマグマのような球体が出現し、周囲の温度が上昇した 「ありがとう。マスター」 「いいよ、これくらい クレス、私は仕事があるからルイに説明お願いね」 「はいよ さてルイ、突然だが学校に行くことになった そこでだ、お前いじめられるの好きだったよな」 「いやだよ、何で俺がそんなことを…」 「ん?そうかそんなに好きだったか そうか仕方ないな」 「だからなんで俺が…」 ここまでくれば分かるだろう。ルイはいじられキャラである そして…… 「最近の女子はドMな男子が好きらしいぜ」 「クレス、調教してくれ」 大の女好きである
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