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pierrot frog
望んでいたO_2(=酸素)は
呼吸する手前
化合した 水と
水の泡
晴れて 醜い蛙となった俺は
泳ぎ出した 水の中
魚のように
毎晩歌うのさ
陽気なテンポでさ
日の当たらない場所で
雨の日も 嵐の日も
降り注ぐ雫は
泣いている事も覚らせない
表情をカモフラージュした
まるで道化師気取りさ
この水面下で
魅せてあげようか
命がけのマジックショーを
既に始まっているからね
刮目してくれよ さあ！
それとも あまりに醜くて
見ていられないかな？
だけど大丈夫
次に 君が瞬きをした時には
きっと違う意味で
見ていられないだろうね
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