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気づいた時には
もういなかった君。
気づいた時には
君との距離は離れ、
どんなに君を追いかけても
どんなに君へ手を伸ばしても
君には届かない。
僕を通り過ぎ、
遠くに行ってしまった君。
君の笑顔も
君の声も
君の仕草も…
君の全てが
僕の隣からなくなっていた。
走り去っていく君を
追いかけて行かなかった僕。
遠くなる君の後ろ姿を
ただ見つめていた。
ごめんね。
ごめんね。
君を愛していたよ。
ごめんね。
ごめんね。
僕は愛していたよ。
君がいなくなったのは
きっと僕のせいだよね。
失ってから気づく。
君の愛しさを。
君の大切さを。
どれだけ、
君が僕にとって大きな存在だったのかを。
僕が笑顔でいれたのは、
君がいたから。
僕が幸せだったのは、
君がいたから。
君が僕の隣にいるのが、
当たり前だと思っていた僕。
君といた幸せが、
当たり前だと思っていた僕。
君はずっと
僕の隣に居てくれると思っていた…。
ごめんね。
ごめんね。
失ってから気づいてしまった。
ごめんね。
ごめんね。
君の大切さを。
ありがとう。
君に出逢って、
大切な想いを教えてくれた君。
“愛”という
大切な想いを教えてくれた君。
その想いを
僕は忘れないよ。
ありがとう。
愛してくれて。
ごめんね。
愛することを
忘れてしまって。
ごめんね。
愛した君へ。
ありがとう。
愛した君へ。
さようなら。
愛した君へ。
さようなら。
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