★俺様の妄想日記★

俺の夢とあいつの夢

(そういえば、城の中に入るの初めてだなぁ)

城の廊下を歩きながら元親は、思った。
初めてなので、当然元就の部屋も分からない…

誰かいないのかと探していると、掃除をしようとしている女の人がいたので声をかけた…

『ちょっと、すまねぇが元就の部屋どこか知らねーか』

女の人は、ちょっとびっくりした顔をしたが

『あの～…失礼ですが…長曽我部元親様でいらっしゃいますか？』

『おう、そうだが…すまねぇなびっくりさせちまってよ』

『いえ、元就様のお部屋ですか？』

『ああ』

『こちらですよ』

ついて行くと端っこの方に小さな襖があった。

『こちらです…』

『結構小せぇなぁ…』

『はい、元就様はあまり広いのがお好きではないみたいで…』

『そうか、案内してくれてありがとよ✋』

『いえ、それではごゆっくり』

女の人は軽い礼をして戻って行った…