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( ゚∀゚)「え?」
少女が急に足を止め、男性はあわててブレーキを踏む。少女は言った。
ξ゚⊿゚)ξ 「ウザいって言ってんの。なんなの?さっきから。馬鹿なんじゃないの?」
( ゚∀゚)「・・・」
ξ゚⊿゚)ξ 「一人でベラベラしゃべって、内心焦ってるくせに無理矢理笑顔つくって。傍から見たらアンタ相当キモイよ?分かってる?」
( ゚∀゚)「・・・」
ξ゚⊿゚)ξ 「分かったんなら、私の半径百キロ以内に入ってこないで。臭いから。じゃあね。」
(#゚∀゚)「・・・てめえ」
男性が車から降りようとする前に、少女はすでに駆け出していた。
彼はすぐさまハンドルに手をやり、アクセルに足をかけ、車を猛スピードで発進させた。
(#゚∀゚)「くそが・・・」
ちょっと下手に出ただけで、調子に乗りやがって。
だいたい、こんな時間まで高校生がここをうろついているのもおかしいだろ。
それじゃまるで「声かけてくれ」と言っているのと同じだ。
それになんだあの金髪。高校生だろ?頭おかしいんじゃねえのか。
似合ってねえんだよ、バーカ。
ほら、もう追いつく。車から走って逃げようなんて、無理に決まってんだろ。
大きな道に出れば大丈夫とでも思ってんのかもしれねえが、そうはさせねえ。
俺を馬鹿にした罰だ。もう、てめえは逃げられねえぞ―――――
( ゚∀゚)「・・・あ」
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