甘き誘惑に抗うこと勿れ

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「うう・・・目が痛い」 「大丈夫?チカエは一度読み始めたらじぃーっと見詰めたままだもんね。少し目を休ませなきゃ駄目だよ」 「私、熱中すると一つの事しか見れなくて」 「一途ってことなのかな?それは良いことだと思うよ」 「オミトは一途な女が好き?」 「んー、まあ、そうだね。浮気なんてしたくもないし、されたくもないからさ」 「・・・ふむ」 「これ、キャラメルなんだけど食べる?ブルーベリーだから目に良いはずだよ」 「ありがと」 「どういたしまして。あ、このポッキー空いてるから、好きに食べて良いよ」 「ん、ども」 「こっちのはいろんなフルーツ味のグミなんだけど、一つずつ小分けになってるから欲しいだけ持って行ってね」 「・・・お、おぅ」 「ポテチもあるけど、まだいっか。あ、この前のじゃがりこの残りもあったなぁ」 「・・・・・・相変わらず、お菓子の宝石箱っすね」
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