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尚「そっ！だからこれから」
悠「ふぅーん｡まだ分かんないってことか…｡ｹﾄﾞ地獄だな」
尚「何で？」
悠「何でって…｡好きな女が側にいるのに手出せねぇぢゃん」
確かに……｡
ｹﾄﾞ今は莉央の隣にいて
今まで知らなかった莉央について知って
莉央が笑って
莉央の透き通ったような声で“尚輝”って呼んでくれたら…幸せな気がする…｡
ってか…絶対それは幸せだよな！！
尚「いや、そんなの地獄なんて言わねぇよ」
だって今まで手出すような次元でもなかったのに…隣にいる｡
それだけで幸せぢゃん｡
悠「そっ？」
俺は笑って窓から空を見上げた｡
真っ青な空は俺を応援してくれてるみたいに暖かかった｡
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