出逢い

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肩くらいまであるお前の髪が夏風に揺らされる。 それを見ただけなのに,その髪に触りたいと思うのは恋をしてしまったからかな? 莉「…奥宮くん」 透き通った綺麗な声 綺麗な大きな瞳 それが全部今だけは俺に向けられている。 ただそれだけなのに…胸がギュッとなるんだ。 尚「呼び出したりしてわりぃ」 莉「いや…大丈夫だけど…」 莉央と会話をするのは実は初めて だけど“奥宮くん”と呼んでくれたから俺のことは知ってくれてるんだって…ちょっと嬉しくなった。 莉「今日はどうしたの?」 尚「付き合って欲しくて!」 .
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