出逢い

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人の一世一代の告白を冗談だと? 確かに俺は誰かに執着したりしなかったし… ケド今の俺は違うんだって…莉央だけには分かって欲しい。 莉「ぢゃ…誰かへの伝言?」 さすがに俺も悔しいぞ? 俺の過去がきっと莉央にそんなイメージをさせてるんだろうケド… 俺はそっと莉央の手を取る。 莉「!!えっ?何!?」 初めて触れた君の手は小さくて柔らかくて…もう離したくないって思った。 そして莉央の手を俺の胸に当てる。 当てた瞬間…さっきまでですでに速かった鼓動は更に速さを増す。 尚「分かる?……俺が超緊張してんの」 莉央は顔を赤くして小さくコクリと頷いた。 その姿さえも愛しかった…。
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