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「ふぁぁ~」 大きなあくびをひとつして起き上がる。 窓からは太陽の光が顔をピンポイントに照らす。 時計を見れば8時30分。 「遅刻確定じゃん……」 この僕、セノアが通う魔法学校は町の中心に位置する、まぁ……なんの取り柄もないフツーの高校だ。 そしてこんな時間になっても誰も起こしてくれないのは、至極簡単、僕が独り暮らしだからだ。
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