我が親友よ

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ぷるぷるぷる 機械的な呼び出し音を聞きながらぐるぐる考える。 やっぱり迷子としてお巡りさんに預けるべき?でも話せないしどこに住んでるとか答えられないよなあ~。 「…なに?」 「ジェジュ~ン。ちょっとうち来てよ~」 「やだ。無理。眠い」 「お願い!ほんとに!俺子供拾ったの!どうしたらいいか一緒に考えて~」 「はあ~?子供拾ったって、お前がちで言ってんの?」 「がちで!どうしたらいい?」 「も~。しゃあねえなあ。」 「あっついでに子供が好きそうなジュース買って来て~」 ぶちん、ツー、ツー、ツー、 切られたし… まあジェジュンなら買って来てくれるだろ。 ああージュンスどうしよ。あの子なぞが多いよな。これぞミステリアスボーイジュンスってか?あー何言ってんだろ、俺。 携帯をズボンのポケットにねじ込みリビングに戻った。 `
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