道端の天使

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なんじゃ、あれは。 ユチョンは思わず声に出してしまっていた。 そろそろ、と白い物体に近づいていく。 茶色い髪の毛が顔を覆い隠していた。 やばい!ニンゲンじゃん!殺人事件?!やばいって?! ユチョンが軽いパニックに陥りかけた時 もぞり とニンゲンが動いた。 生きてる…。しかも結構小さい。子供か? 子供だったとしたらいつまでもここに寝かしておく訳にもいかない。春だとはいえ夜はまだ冷えるのだ。 ユチョンが優しく子供を抱き寄せると安心した様にユチョンに体を預けてぐっすりと眠ってしまった。 .
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