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「進路希望調査は明日までに提出して下さい。」
その声とともにチャイムがなり学生の1日が終わった。
俺は進路希望調査と見た
大学
就職とならぶ文字
「はぁ~」
俺はため息をつかずにはいられなかった。
俺の名前は朝月夕、進路に悩む高校2年だ。
成績は悪い運動神経も並
これといった取り柄がない人間だ。
「まいったなぁ~、守那木お前進路とか決めてる?」
と、横にいる女性に聞く。
「私もお手上げよ」
笑いながら言う彼女は守那木千尋
入学してから仲良くなったやつだ。
成績や運動もでき、可愛いなどして人気者
「朝月は?」
「俺もお手上げだ」
そんなやり取りをしているとある人物が話しかけてきた。
「お困りかい少年?」
「まぁな、風巳は進路どうすんの?」
「なんだそんな事か」
こいつは風巳慎、中学からの友人だ。
頭は悪いが運動神経は抜群だ
ルックスや性格がいいからクラスでこいつは人気者だ。
「まだ決めてないよ、時間はあるだからな。」
「ポジティブだね~」
守那木の言う通りだ
「そうだな」
「ま、帰ろうぜ」
慎の言葉に頷き守那木とともに荷物をもって外にでた。
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