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「まぁ、大丈夫だって。制限されて、中位級までだから。」
「だといいがな。」
シオンはそのまま、ただ前を見ていた。
そして、昼休みに皆で張り出されている紙を見に行った。
最初の対戦相手は、ミティも知らないような相手らしい。
大会の始まるのは、3日後。
何気に急だ。
その後は、ただ緊張した感じで皆の気が張っていた。
そして、2日が経過した時だった。
シオンと、ミティにお呼びがかかった。
もちろん、次の日に行われる大会についてだろう。
学園長に初めて会うシオン。
しかし、特に緊張はしていない。
する必要もない。
ミティは、完全にガチガチだった。
そして、2,3回深呼吸してミティは部屋に入った
「失礼します。」
そこに待っていたのは、子供だった
「いらっしゃい。」
「ミティ、何だこの子供は?」
「シオン!!」
何故か怒られた。
学園長と書かれた部屋の、一番いいいすに座っている子供を回りに居る数人の教師は注意しない。
そして、ミティの反応。
なるほど。理解した。
ミティは、何度も謝っていた。
それを見て、子供は
「ああ、いい。気にするな。」
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