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シャネアは、そう言って去って行った。
ミティはその後、自分の順番が来るまで観客席に移動することにした。
場所は、4つに別れているのでミティは自分の参加場所で見物することにした。
見物していると
「やっほー。ミティちゃん。」
「あ、リーア。リーアも、ここ?」
「うん。まぁ。」
リーアは、そのままミティの隣に座る。
ここの、闘技場は人が少ない。
なぜなら、隣の競技場でゲルティアのトップである人が戦っているからだ。
みんな、その人の戦いが見たいがために自分のほうに遅れないようギリギリまで見に行くのだ。
リーアは、ケロちゃんを撫でながら試合を見ている。
ここの、競技場でもゲルティアの数人はいるのだがやはり向こうよりかは人気は無いらしい。
ところでゲルティアとは
この学校で、上位者のみを集めたクラスで
エリートクラス。
ミティも優秀なのだが、流石にそこには入れていない。
あそこは、年齢クラス関係なしに次期の優秀な魔法使い候補たちが集まっているのだ。
彼らは、将来ほぼ確実にこの国の先鋭部隊に配属になるのが決定していると言っても過言ではない。
そんな感じの人達の集まりを、ゲルティアという
リーアは、ほけーっと試合を見ながら
「ねぇ、ミティちゃん。その人なんだけど・・・」
昨日の晩、リーアに一応は説明したリュミアさんのこと
やはり、リーアはリュミアの存在が気になっているようだった。
リュミアは、昨日の晩からあまり喋っていない。
シオンに対しては、とても親切なのだがその他に対してはほとんど無関心と言った感じだ。
リーアは少し離れた感じで座る
「ミティちゃんは、いつから?」
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