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「はぁ、面白そうなのは使い魔だけか。魔法使いは、とんだお嬢様だっただけか。」
つまらなそうな視線を、ミティに向けてはなっていた。
ミティは、悔しそうな視線を返すが
先ほど蹴られたところの痛みが、体全体を襲っていて動けなかった。
1対1
チーム戦なら、援助とかも出来るが個人戦では自分の力のみが頼りだ。
リュミアさんは、ただこちらをいているだけだった。
相手の少年は、じわじわとこちらに近づいてくる。
そして、少年が殴りかかってきた
その時だった
「なるほど、お前が前に抜けたゲルティアの一人か。」
「君は?」
私の影から、手が伸びていた。
「シオン?」
「ああ、ミティ。すまないな。」
「え?何で?出れないんじゃ・・・」
シオンは、相手の少年を弾き飛ばすように投げた。
「ミティ、すまなかったな。」
「え?どういうこと!?」
ミティは、完全に混乱していた。
シオンは、影の中から出てきて立ち上がる。
リュミアは相手の使い魔を、一瞬でダウンさせるとこっちに走ってきた
「シオン様。彼なんですか?」
「ああ。そうらしい。」
「シオン!!どういうこと!?」
ミティは、シオンに尋ねる。
シオンは振り返っていった
「俺は、学園長と話しをしたと言っただろう?」
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