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「そうですね。これは由々しき事態です。どうにかして、止めなければ。」
「だな。」
シオンは、そのままただ
それに対して、学園長やリュミアさんはかなり険しい顔をしている。
そんなに、危ないものなのだろうか?
人間にしか、被害はないのだからリュミアさんが険しい顔をする理由は何なのだろうか?
少し気になったが、今は黒魔術のほうが気になるミティだった。
今後の作戦は、特にないらしい。
あれを使用されないように動くが、今は相手の出方を見る以外に特にやることがない。
シオンたちは、また大会会場に戻っていった。
その後、学園長は
(勝手に自爆か。それが起こってくれたほうが、被害は少ないんだがな・・・)
そう思いつつ、大会主会場の競技場を見下ろした。
ミティは、その後の大会は勝てなかった。
次の試合も、ゲルティアの一人と当たってしまった。
リュミアは、あっという間に使い間をダウンさせたがミティは相手に倒されてしまった。
トボトボと歩いて、競技場から出た。
そして、観客席に移動した
リュミアは、少し用があると言いミティにビー玉のような青い玉を渡して離れた。
そして、観客席に居たリーアの隣に座る
するとリーアは、ミティに話しかけた
「いやぁ、ついてなかったね。」
「そう?完敗だったけど?」
「そうじゃないよ。2回とも、ゲルティアの人と当たってたんでしょ?」
「まぁ、そうらしいけど・・・てか、なんでリーアが最初の人がゲルティアだって知ってるの?」
「みんな言ってるよ。前に居て、居なくなったゲルティアの一人だって。」
「そうなの?」
「うん。」
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