第2話 不自然な大会-暗躍の影

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リーアは、ケロを足元に放す。 ケロは足元でうずくまった。 リーアはその後始まった試合を見ながら言った 「大丈夫だよ。心配し過ぎなくても。」 「え?何が?」 「ゲルティアの彼のこと、気になってるんでしょ?」 「え?どうして?」 「黒魔術。」 「!?」 ミティは、リーアからその言葉が出てきた意味が分からなかった。 いや、出てきた理由が分からなかった。 リーアはミティの心中を察したように話を続ける リーアの顔は、少し怖かった 「いやね、私も始めてみるんだけどあれは黒魔術の産物だね。」 「何でリーアがそれを?」 「まぁ、私の家の家系にもあるんだけどね。その辺りは、また今度話すよ。それよりさミティちゃん、今は彼のことを気にしすぎじゃない?」 「え?」 顔に出ていたのだろうか? リーアは、少し真剣な顔になる 「やめておいたほうがいいよ?あれは、触れていいことなんてひとつも無いんだから。」 「そうだよね。」 「うん。」 リーヤは元の笑顔になって、また大会を見始めた。 ミティはまた今度リーアの話を聞こうと思った。 そこに、リュミアが帰ってきた。 ミティは何があったか聞きたかったけど、流石にまだ話しづらい。 ミティがそう思っているときだった リーアが
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