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リーアは、ケロを足元に放す。
ケロは足元でうずくまった。
リーアはその後始まった試合を見ながら言った
「大丈夫だよ。心配し過ぎなくても。」
「え?何が?」
「ゲルティアの彼のこと、気になってるんでしょ?」
「え?どうして?」
「黒魔術。」
「!?」
ミティは、リーアからその言葉が出てきた意味が分からなかった。
いや、出てきた理由が分からなかった。
リーアはミティの心中を察したように話を続ける
リーアの顔は、少し怖かった
「いやね、私も始めてみるんだけどあれは黒魔術の産物だね。」
「何でリーアがそれを?」
「まぁ、私の家の家系にもあるんだけどね。その辺りは、また今度話すよ。それよりさミティちゃん、今は彼のことを気にしすぎじゃない?」
「え?」
顔に出ていたのだろうか?
リーアは、少し真剣な顔になる
「やめておいたほうがいいよ?あれは、触れていいことなんてひとつも無いんだから。」
「そうだよね。」
「うん。」
リーヤは元の笑顔になって、また大会を見始めた。
ミティはまた今度リーアの話を聞こうと思った。
そこに、リュミアが帰ってきた。
ミティは何があったか聞きたかったけど、流石にまだ話しづらい。
ミティがそう思っているときだった
リーアが
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