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学校が終わり
家に向かって歩いて帰っていたとき
携帯の着信音が聞こえてきました。
プルル、プルルル……
誰からでしょう
―――――――――――
音声着信 1件
お母さん
―――――――――――
お母さんですね、どうしたんでしょう?
普段めったにかけて来ませんが
「もしもし?」
「 あっ、もしもし雪ちゃん?
電話に出てくれた!嬉しいなぁっ」
この異様なテンションは
私のお母さん(天宮 氷華)そのものですね
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