始まり

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† 眼を覚ました時、光は暗闇の底にいました。 生、ではなかったんだ。 堕、を選ばれたということを、光は感じました。 それは、則ち永遠に冷たい闇に閉じ込められる、ということ。 光は再び、身体が慄えるのを感じていました。 光は、どうすればいいか、分かりません。 犬のように笑い、豚のように泣いて。 そしてー。 †
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