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慎二は中学校生活の初めとなる入学式に向かった。
いつもどおり緊張した感じもなく平然としていた。
学校につくとクラスが掲示してあった。
周りは「やったね!同じクラスだ!」などと騒いでいるのにも関わらず慎二は自分の名前を確認するとさっそうと教室に向かった。
クラスにいたやつは他の小学校だった人も多かった。
担任は少し若めの女教師だった。
慎二は担任を見た途端に小声で独り言のように言った…「偽善者だ…」まぁ彼がそういうのも仕方がない。
慎二は小学校5年生のころクラスの人からいじめというかはみられていた。
ある日図工室から教室に戻る途中図工室に忘れ物をしてしまい取りに戻ったとき、同級生である岡本 剛が鄰のクラスの坂本 研をいじめていたのである。
岡本は一人っはなく4人ほどを引き連れていた。
慎二はいうまでもなく根性なしのため助けることができるわけがない。
ただつったって見ているだけだった。
そして岡本が図工室から出ていくとちょうどその当時担任だった男教師が坂本をみて慎二に言った。「どうしてこんなことをするんだ!!」慎二は言い訳をする暇もなく職員室に連れていかれた…
続きはまた今度‼
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