33人が本棚に入れています
本棚に追加
角谷龍道(カドヤ タツミチ)、俺達の祖父。自称七十五歳。
紺色の着物を愛用しており、銀色に近いグレーの髪は背中まで届き後ろでポニーテールにして纏めている。
角谷エルガ、俺達の祖母。自称七十三歳。
ドイツ出身だが、紅色の着物を着こなし、腰まで届く黒い髪は日本人と見紛う。
俺自身、この二人を紹介する時はかなりの違和感がある。
何故なら、俺の目に映る祖父母は見た目が若い。
驚く程若い。
兄貴と年が変わらないのではと錯覚しそうな程に。
最初のコメントを投稿しよう!