華の町、大江戸

5/12
前へ
/12ページ
次へ
「…で、なんですかね、これは。」 「……ぇ?」 平穏な日常に起こった出来事。 ここは神泉組の専用食堂。 「え?じゃないっすよ。近藤サン。何なんですかぃ?!」 「えっと…それはぁ~そのぉ~」 「おぃおぃ、何を近藤さん虐めてんだ。」 「あ、土方サン。と、隊士の皆サン。いぇ、虐めてる訳じゃねぇっすよ。これを見てくだせぇ。」 全てはこの一枚の写真から始まった。 (幕末にも写真はあるんですよっ笑←) 「ん?何だコレ?女?」 「あ、僕、これ知ってますよ!!」 真っ先に反応したのは、下級隊士の末永(スエナガ)だ。 「今流行りのむっち☆ですよね?!」 「「むっちィ?!」」 「何だそのベタすぎる名前は。」 「え…知らないんですか?むっち☆はキムチから生まれた天然美少女なんですよ♪この春、グッズも販売開始されて、ヲタク界では絶頂の人気を誇ってます。」 そして隊士達は思った。 あぁ、こいつはイタい☆…… イタすぎる…… と。 「てことは、近藤サン…そうだったんですネ☆じゃあコレは…」 「え゛?!ちょ、ちょっと!!やめてっ!!慶司‼‼」 ビリビリビリッッ‼‼‼ 「うぁぁあぁあぁぁ‼‼‼」 沖田はむっち☆の写真を粉々にし、殺気立った顔で言い放つ。 「アンタがこうだと、隊全体が迷惑するんでぃ。お人よしも良いトコですょ、近藤サン?」 (※ちなみに私はヲタgjですのでw)
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加