遊びに行こうな休日

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カツカツと長い廊下を歩く音が響く。 あれからミリエルが無言になってしまい 話しをする雰囲気ではなくなった為に無言なのだ。 ミリエル「・・・・ねえ?」 シエノ「お・・おう!?なんだ!」 いきなり話し掛けられたから噛んでしまったが気にしてないみたいだ。 ミリエル「なんで私の家に来たのよ?」 口調はキツイが 彼女は俯いて、ドレスの膝元の部分を握っている。 シエノ「・・・・会いたかったからだ。」 ミリエル「・・・・ッ!?」 俯いた彼女から覗く耳が赤くなっている。 ミリエル「わ、私も!」 シエノ「マリアが。」 ミリエル「会い・・・・た?」 シエノ「いやな~、マリアに誰に会いたいって聞いたらミリエルって言ったからな。ハハハハ・・・・ハッ?!」 高笑いするシエノだが 目の前から尋常じゃない殺気を感じ、見てみると ミリエル「・・・・・・・・」 震えるほど握り締めた拳を顔の前に置き 髪がフワリと浮き上がっている。 マリアは、いつの間にかミリエルの前におり、合掌をしていた。 シエノ「そんな事どこでおぼえるばぁ!」 ミリエル「二回ほど死ね!!」 今日二度目の拳であった。 マリア「カガヤに教えてもらった。」 シエノ「あのダメ教師!ギャアアアア!!」 ミリエル「殴っ血KILL!!」
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