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ヴァルス「・・・っ!!」
その言葉を聞いてヴァルスは俯いて下唇を噛み締める。
シエノの言ったことは、外れていないから。
シエノ「だから
強くなろう。」
ヴァルス「え?」
ヴァルスは俯いていた顔を上げる。
その視線の先にはシエノが懐かしいものを見ているような目を向けていた。
シエノ「今から、ある世界に行く。」
シエノは、目を瞑り右手を前に出す。
シエノ【汝の精神を幻想たる、楽園に導け】
人差し指でヴァルスを指す。
シエノ【夢幻なる世界】
ヴァルス(あ、あれ?)
ヴァルスは突然フラつきだして
ヴァルス(な、ん、か・・・)
眠いと思う前にヴァルスは意識を失った。
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