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ﾊﾟﾙﾅ「貴女は孫の命の恩人です。」
再度パルナは、頭を下げる。
??『・・・・・・・・』
どうすればいいのか分からなくてオロオロする堕天使の前に
「お姉ちゃん！！」
ドン！と扉が開き
飛び込んで何かを堕天使は受け止めた。
飛び込んできたのは病気で苦しんでいた女の子だった。
ﾊﾟﾙﾅ「こりゃ、アリナ！」
ｱﾘﾅ「えへへ。」
パルナに怒られたのにも関わらず堕天使に擦りよっているアリナと呼ばれた女の子。
ｱﾘﾅ「お姉ちゃんは天使様だね。」
??『！？』
ニッコリと笑みを向けるアリナに堕天使は驚いた表情を浮かべる。
??『私は、天使じゃない。』
自分は堕天使である事を説明するが
ｱﾘﾅ「うんん、お姉ちゃんは、天使様だよ！」
首を横に振ったアリナを見てどうすればいいのか分からないらしい。
ｼｴﾉ「自分がしたい事をしてみたらどうだ？」
シエノが耳打ちすると
堕天使は、恐る恐ると頭を撫でた。
ｱﾘﾅ「えへへ。」
??『・・・・』
アリナの満面な笑みを見て
堕天使も小さく笑みを浮かべた
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