魔王帰還、

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シエノ「・・・・君に受け取って欲しい。」 ミリエル「あっ・・・・うん!」 シエノの言葉に顔を赤くしながらも花を大切に優しく受け取った。 ミリエル「ありがとう。」 ドクン! シエノ(またか!?) シエノの心臓がまたも早鐘する。 ミリエル「どうしたの?」 いつの間にか俯いていたらしく、ミリエルが心配そうに覗き込んでいる。 シエノ「・・・・っ!?」 シエノの方が背が高いので必然的にミリエルは、上目遣いになってしまうだが シエノは、口元を手で押さえ、明後日の方向を向いてしまう。
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