5067人が本棚に入れています
本棚に追加
シエノは、チラリとミリエルを見てみる。
しかし、タイミングが同じだったのかちょうどミリエルもシエノを見ていた為に互いの視線が重なる。
その瞬間、これまた同時に顔を勢いよく逸らした。
ｼｴﾉ(な、なんだよこれは！)
ﾐﾘｴﾙ(な、なによこれ!！)
二人とも、自分の行動が分からずパニックになっていると。
ｱｷｵ「にしても惜しかったな。」
ｻﾅｴ「全く、アキオさんが大きな声を出さなければ。」
ｱｷｵ「大丈夫だ！俺がこれを編集して、町中にばら蒔いて」
ｼｴﾉﾐﾘｴﾙ「やめんか！！」
ドンドン!！
ｱｷｵ「ブバッ！」
シエノとミリエルは、アキオに向かって無詠唱の【ファイヤーアロー】を放つとアキオに命中し、爆発。
アキオは、空を飛んでいく。
ｼｴﾉ「いかん！念写石を奪わなければ！」
ﾐﾘｴﾙ「ママ！速くそれを渡しなさい!！」
ｻﾅｴ「あらあら、それはお断りですよ。」
飛んでいくアキオを追いかけるシエノ
逃げるサナエを追いかけるミリエル。
そんな鬼ごっこがナハト邸で一日中繰り広げられた。
ﾏﾘｱ「・・・・(にやり)」
ひそかにマリアが念写石で二人を撮影していたのは秘密だ
最初のコメントを投稿しよう！