学年組別対抗戦 第一章

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あの後自室に帰ったシエノは、少ししてからマリアにミリエル達を集めて貰った。 ヴァルス「シエノ。僕たちを集めたって事は・・・・」 ヴァルスは、シエノの考えに気付いた。 シエノも頷く。 シエノ「ああ、お前らを幻想世界に連れていこうと思う。」 シエノとヴァルス以外は、首を傾げる。 マリア「・・・・」 クイクイ シエノ「なんだ、マリア?」 マリア「幻想・・・・世界ってなに?」 シエノ「あ、ああ。ヴァルス以外は知らなかったな。」 シエノは、苦笑を浮かべる。 シエノ「幻想世界って言うのは(以下中略)って世界なんだ。」 シェリナ「なるほど。そんな所があるんですね。」 説明を受けた四人は、満足したようだ。 ミリエル「けど、大丈夫なの? またあの時みたいに倒れるんじゃ・・・・」 ミリエルは、前に魔力切れで睡眠状態にはいったシエノを心配したが シエノは、安心させるようにミリエルの頭をポンポンと叩く。 シエノ「大丈夫。今回は、特別にあっちから呼んで貰えるから。」 シエノ「俺も・・・・鍛えなきゃならないしな。」 そう言うとシエノの足元から光が現れ 光が部屋を飲み込み、光が晴れると部屋には誰も居なかった。
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