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各自、紅茶を飲んでいる。
アルスの紅茶は、この世界にきて緊張していただろうミリエル達を癒してくれたらしく
美味しそうに飲んでおり
マーナは、お茶菓子のクッキーを一心不乱に食べていた。
シエノ「それで、俺達の修行相手は、集めてくれたか?」
カチャリとカップをソーサーに置いて、シエノは、アルスに訪ねる。
アルス『はい。シエノ様とそのお友達様の願いならと、あの人達は快く受けてくれました。』
シエノ「そうか、あの人達が。」
アルス『今からお連れしましょうか?』
アルスの言葉に首を横に振る。
シエノ「いや、今回は・・・・」
??『なんじゃ水臭いの~
お主は。』
突如、シエノの後ろから声が聞こえる。
シエノとアルス以外は、振り向く。
??『妾は、主に会いたかったと思うていたのにの~。』
シエノ「それは、すまなかった。」
シエノは、振り向かずに答える。
何故なら、その声の主は、後ろからシエノに抱きついており、シエノが顔を横にずらせば口づけをしてしまう程近い。
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