学年組別対抗戦 第一章

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シエノ「大丈夫か?」 ミリエルに安否を訪ねると少し呆然としていたが 直ぐに慌てて ミリエル「あ、ありがとう。」とお礼を言った。 シエノは、それに頷くとまた、精霊神達の方を見る。 シエノ「それでこいつらの指導者は?」 エミニス『そうね。そこの槍を使う女の子は、私が教えるわ。』 シェリナ「あらあら、私はシェリナと言います よろしくお願いしますね、エミニスさん。」 エミニス『こちらこそ。宜しくねシェリナさん。』 ふふふっと笑みを浮かべている二人。 コウガ『僕は、そこにいる女の子を指導するよ!』 マーナ「うん、よろしくね。コー君!! あ、私の事は、マーナって呼んでね」 コウガ『こ、コー君か・・・・・・・・・・・・ うん!よろしくねマーナ!!』 握手をする(見掛け)最年少コンビ。 グレン『それじゃ俺様はあいつを鍛えるとしますか。』 ヴァルス「よ、よろしくお願いします。」 アルス『すみませんが私もお供させてください。』 グレン『お!珍しいなお前も参加するなんてよ!!』 アルス『ええ、彼を最初に指導していたからでしょうか。惨めな敗北をしたらしいので少し・・・・ね』 ヴァルス「あ、あははは。」 ヴァルス(僕、死んだかも。) 冷や汗を流すヴァルスと笑い合うグレンとアルス。 ゼロ『俺は・・・・あの娘だ。』 マリア「私?」 ゼロ『ああ・・・・』 マリア「・・・・」 ゼロ『・・・・』 マリアゼロ『「よろしく。」』 ミリエル「てことは、私の指導者って・・・・」 エルフィー『ええ、私よ。』 ミリエル「そうあなたなのね。」 エルフィー『ええ、よ・ろ・し・く・ね!』 ミリエル「こ・ち・ら・こ・そ!」 スイリ『妾もそうなのじゃがな。』 握手をしたままニコニコ笑みを浮かべているが握られた手はギシギシと音をたてており、額には青筋が浮かんでいる。 スイリは、無視されたことでいじけ始めた。
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