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そこには片膝を地面に着けて佇んでいる人物がいた。
その人物は、シエノとは、色違いの背に十字架が描かれた白のコートを羽織っている。
シエノと同じ銀色の髪をした人物は地面に刺していた長い刀を引き抜くと立ち上がり振り返った。
その瞬間、一陣の風がミリエル達に通った瞬間
ガキイン!
と金属がぶつかる音が響いた。
ﾏｰﾅ「え？え？何があったの！？」
マーナ同様他のメンバーも訳がわからないと音がした方を見る。
そこには、
刀を振り下ろした人物と
その刀を驚愕な表情を浮かべながら受け止めたシエノがいた。
ｺｳｶﾞ『僕達がなんとか反応できる速さだね。』
ｸﾞﾚﾝ『そして、あの長い刀を持っているにも関わらずにあの速さ』
ｾﾞﾛ『・・・・シエノに似ている。』
ｴﾙﾌｨｰ『・・・・アルス。あの人は誰？』
ｱﾙｽ『ふふふ、あの人は。』
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