学年組別対抗戦 第二章

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観客席の一番後ろにシュラ達は、いた。 ツバサ「おいおい。あいつらこのまま来ないのか?」 ミン「わからん。」 ツバサとミンは後ろの壁にもたれ掛かっているシュラを見る。 シュラ「・・・・・・・・」 しかし、シュラは何も言わず腕を組み、眼を閉じ、ただ沈黙を保っていた。 ホウドウ「あと、一分です。」 「ふざけんな!」 「楽しみにしているんだぞ!」 「1-Aの奴等は、腰抜けなのか!」 ホウドウのアナウンスに観客はブーイングをしはじめる。 すると ??「1-Aの文句は、俺に言え。」 闘技場全体に声が響いた。 シュラ「・・・・来たか。」 眼を閉じたままシュラは、ニヤリと笑みを浮かんだ。 1-Aサイドの場所に光が集まり弾ける。 「うわぁ!」 ホウドウを含めた生徒に教師らが腕で目を隠す。 そして光が収まり、腕を下ろすと。 1-Aのサイドに シエノ ミリエル マーナ シェリナ ヴァルス の五人がたっていた。
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