学年組別対抗戦 第二章

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ラミア「ふん、よく分かってるじゃないか!」 ふんずり返るラミア シュラ「で、大将だろ?」 ラミア「そりゃあ、まあ・・・・」 それがどうしたと言わんばかりの表情をするラミアにシュラは、盛大なため息を吐いてから シュラ「お前の番が来る前にあっちの連勝で終わるぞ。」 ラミア「・・・・・・・・・・・・ああ!!」 シュラ「やっと分かったか。」 もう一度シュラは、ため息を吐いた。 そう、シエノ達が参加している大会は、先に三勝した所の勝利なのだ。 封印されているとは言え 強くなったシエノ達には上級生でも勝てるかわからない。 そして、3-Aのチームも強いがシエノ達に勝つ可能性は、低い。 その事をシュラは、見極めていたのだ。 ラミア「それじゃ・・・・」 シュラ「まあ、戦う前に終わりだな。」 両手を広げ、肩を上げる。 ラミア「・・・・だ」 シュラ「あん?」 ラミア「嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!!」 シュラ「駄々っ子かお前は!?」 遂には地面に座り込んでしまった。 シュラ「ああ、もう!」 シュラは、ガシガシと頭を掻くと駄々を捏ねているラミア抱き抱える。 ラミア「ふぇ!?」 シュラ「んじゃ!バイビー!!」 そのままシュラは、ラミアを抱き抱えながら走り去った。
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