学年組別対抗戦 第二章

21/33
前へ
/702ページ
次へ
マーナ「ここが一番シュラさんが見えますもんね~」 マーナがにんまりとまるでチェシャ猫みたいな笑顔をする。 ラミア「な、な、なんにょこちょかしりゃ~?」 マーナの目線を顔を反らして逃げるが シェリナ「あらあら、ラミアさん動揺しすぎですよ~」 ミリエル「他人から見たらカッコいい部類だから。 惚れたとしてしょうがないと思いますよ。」 ヴァルス「す、少し言い過ぎじゃ・・・・」 ラミア「・・・・よ」 全「え?」 低い声が聞こえ、発生源を皆見る。 そこにはラミアが俯いているため長い翠の髪が垂れ下がって顔を隠している。 そして突然立ち上がると ラミア「ああ、そうだ。 私はシュラの事が小さい頃から、違う!一目会ったときから好きだ! それが何!?何か悪い!! 私がどれだけあいつを好きか分かる!? 私があいつの為に作ったマフラーを上げたときなんか「お~サンキュー」の一言だけ! ああ、それだけでも嬉しかった。けど!けどな!! バレンタインの時の本命を渡した時も表情変えずに同じ言葉にプラス 「お~義理サンキュー」なんか言って他の明らかに本命じゃないかってやつを食べた奴だけど私はあいつの事がとてつもなく好きなんだよ!!」
/702ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5067人が本棚に入れています
本棚に追加