学年組別対抗戦 第二章

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シュラ「さあ、選べ。」 五つの魔石はアーチを描いて浮いている。 シュラ「五つの内 一つは、機神となりて断ち切る魔武器 一つは、我が身を阿修羅と化して粉砕する魔武器 一つは、その身に纏うあらゆる武装で障害をただ撃ち貫く魔武器 一つは、白き鎧を纏い狙った獲物を撃ち抜く魔武器 一つは、黒き暴風となり立ち塞がるものを吹き飛ばす魔武器だ」 五つの魔石は、シュラの声に反応して点滅を繰り返す。 まるで我を選べと催促するかのように。 シュラ「さあ、選ぶがいい。」 A「し、白く光る魔石だ!」 2-Cのリーダーらしき人が叫ぶように言う。 シュラは、白く光る魔石を掴み他の魔石は、懐に戻っていった。 魔石を顔の前に持ち上げる。 シュラ「よく、見ておけ 俺の魔武器を!」 シュラの声に魔石から光が放たれる。
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