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シエノに視点を変えます。
(ふん、雑魚ばかりだな)
自己紹介をして直ぐシエノはそう思った。
今は語らないが
シエノは、過去にある出来事で最強の道を進むようになっていた。
シエノの実力はクラス、いや、この学園の中でも最強を名乗れる。
その事を知っているのは、ここの担任である
カガヤと学園長だけである。
(つまらん。実につまらん。)
そう思った時だった。
「何、言ってるのあんた。」
冷えるような声がクラスに浸透し、煩い笑い声も鎮まった。
(おや?)
「あんたがミガミ様達より強いわけないじゃない!」そう言って立ち上がったのは
「ほぅ~、あの女か。」
シエノは朝に出会った女である事を思い出し
(ちょうどいい。)
悪巧みを、いや
「なんだったら勝負してみるか?」
(暇潰しになるだろう。)
ただ暇を潰すためのカモを見つけただけであった。
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