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誰もが当たったと思った。
現に不意をつかれたミンは、動けなかったけれど。
マーナ「う、嘘。」
風の砲弾は、見るも無惨に散っていた。
ミン「シェリナさん。
君は凄いよ。」
ミンは、右腕を突き出した状態から手に握っている蒼く輝く槍を軽く回し、背中に当てて立っている。
ミン「俺のブレイズを光の魔法を槍に宿す事によって
横に振って光の魔法を飛ばして、ブレイズをかき消した。」
ミン「そして、マーナさん。」
ミンは、呆然としているマーナを見る。
ミン「魔武器の形状変化。
まだ入学した一年生がなかなか難しい形状変化を出来るようになったのには感服しました。
けどな。
それで俺様に勝てると思っているのか!!」
ミンは、吼える。
そして、手に持っていた蒼い槍を中段に構える。
ミン「構えろ。でなければ・・・・直ぐに終わるぞ。」
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