学年組別対抗戦 第三章 上

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マーナ「あれが、ミンさんの本気。」 シェリナ「マーナちゃん、きますよ!」 呆然としているマーナに槍を構えながら叱咤する。 シェリナの叱咤に意識は、戻りバズーカから双銃に切り替える。 ミン「行くぞ。」 ミンは、腰を落とした様に見えたと思ったら シェリナの直ぐ近くまで迫っていた。 シェリナ「速い!?」 直ぐに槍を突きだす。 しかし、ミンは軽く身体をずらして避け、逆にブリューナクを突き出す。 突きの速さは、シェリナよりも速い。 シェリナ「くっ!」 シェリナは、なんとか捌くが ミン「遅い!」 ドゴン! シェリナ「かはっ!」 横からミンの蹴りがシェリナの脇腹に入る。 しかし、ミンはそのまま吹き飛ばさず遠心力を使ってシェリナをミンの後ろに 引き金を引こうとしているマーナに向けて蹴り飛ばした。 マーナは、直ぐに銃を下ろして、シェリナを受け止める。 マーナ「ぐっ!」 シェリナより小さい身体をしているマーナだが強化を掛けていたおかげでシェリナを受け止めれたが。 ミン「万物なるものを凍てつき、砕け!ブリューナク!!」 ミンの声に反応しブリューナクが光ると槍の先端から氷の槍が放たれる。 マーナ「こ、んのぉ!!」 マーナは、双銃をバズーカに変えて、風の砲弾を放つ。
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