学年組別対抗戦 第三章 上

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ミン「グハッ!」 今までよりも速い一撃にミンは、まともにもらってしまい吹き飛ぶ。 シェリナ「今だ!」 身体を地面に平行するような体制をし一気に上空へと跳ぶ、いや飛び上がった。 マーナは、シェリナが隙を創るのを待っていた。 どんなにシェリナがミンの攻撃を受けていても サポートをせずにじっと耐えた。 そして、やっとその時がきた。 マーナ「勝とう!!」 手から離れ双銃が光を放ち、重なる。 マーナは、勢いよく光に手を突っ込み、中から翠のライフルが現れた。 マーナ「吼えろ!ライオウ!!」 銃口が獣のように開く。 獣が威嚇する声が響き 銃口の先に黄金色の球体が集まっていく。 マーナ「雄々しき大地よ、偉大なる力にて、我が敵を沈めよ!」 【ガイアフォース!!】 引き金を引く。 集まっていた黄金色の球体は、大きな光線となってミンに襲い掛かる。 しかし ミン「氷河の時よ、現世に出で総てを凍らせよ! 我が意に従い、敵に永久(とわ)の安らぎを」 【エンド・オブ・ザ・ワールド!】 しかし、ミンも直ぐに体制を立て直し 高速詠唱で氷属性の最上級魔法を放った。 【ガイアフォース】と【エンド・ザ・ワールド】が激しくぶつかり合う。 マーナ「ウオオオオオ!」 ミン「オラアアアア!!」 一進一退の状況 だが
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