学年組別対抗戦 第三章 上

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シュラ「まさか、ブリューナクを使うとはな。」 ミン「僕も驚いたよ。」 控え室に戻ったミンにシュラが話しかける。 ラミア「す、凄かったぞ!」 ミン「有り難うラミアさん。」 ラミアが彼女なりに慰めの言葉をかける。 それがわかったミンは笑みを浮かべる。 ツバサ「にしてもよ~」 ツバサが苦笑いをする。 ツバサ「お前、性格変わりすぎだろ。」 ミン「・・・・しょうがないよ。」 ツバサが言った事で先程の自分を思い出して少し照れてしまっている。 実はミンは戦闘になると好戦的な性格に変わってしまうのだ。 ミン「つい、楽しくなっちゃって。」 ツバサ「それに槍も後二本あっただろう?」 ミン「あ、バカ!」 ミンが慌ててツバサの口を手で塞いだが ラミア「なに?!そうなのか!」 ラミアにきっちり聞こえていた。 ツバサもやってしまったという表情をしている。 ミン「ふぅ~、確かに後二本あるけどまだ使う時じゃないからね。」 ラミアは、首を傾げる。 ホウドウ「それでは、第二戦を始めたいと思います!」 ツバサ「お!俺の出番だな。」 ニヤニヤと笑みを浮かべるツバサは、爪先でトントンと地面を叩いてから、控え室を出ていった。 シュラ「さて、アイツらは、ツバサに勝てるかな?」
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